✒️ 2016,6,19 にて記



沖縄県立中部病院の医師たちの物語?


沖縄の中部病院は、

かつて広島東洋カープに在籍していた
小早川毅彦選手が、沖縄市でキャンプ中に
赤痢にかかり、入院した病院と記憶してる。



 





〈太平洋を渡った医師たち〉
書評

米国の卒後教育がわかる,留学希望者必読の書

書評者:松井 征男(聖路加国際病院副院長)


 本書は,沖縄県立中部病院での卒後研修後に,
北米で臨床のトレーニングを受けた医師たちの
記録である。編集をされた安次嶺馨同院院長は
もちろん,宮城征四郎前院長の熱意あふれる
記録も含まれる。周知のように同院はわが国の
医師卒後研修のリーダー的存在であり,各執筆
者は臨床研修に対して強い目的意識をもって
留学されている。真栄城優夫前前院長の序文,
安次嶺先生のあとがきからも,同院の卒後研修
にかける並々ならぬ熱意の歴史をうかがうこと
ができる。余談になるが私は聖路加国際病院で
の研修後に,たまたまシカゴの病院で安次嶺
先生の後輩として研修を受ける機会があり,
大変お世話になった。 


と、松井先生は最後に締めくくっている。



目次


1 〉 アメリカ留学への戦略 
2 〉 ニューヨークでの研修医生活 
3 〉 アメリカでの胸部心臓外科トレーニング 
4 〉 総合内科はこんなにおもしろい 
5 〉 北米の小児病院と日本の小児病院 
6 〉 感染症専門医のアイデンティティーを求めて 
7 〉 小児医療の原点-救急医療から集中治療,
循環器疾患まで 
8 〉 ボルティモアは外科医としての原点 
9 〉 シカゴはアメリカ新生児医療発祥の町 
10〉  デンバーでペティー教授に学んだこと 
11〉  ハワイの開業に夢を託す 
12〉  ハワイ大学医学部教官として学生を指導する 
13〉  アラバマでの開業医生活25年を回顧する 
14〉  Comparison between American and
Japanese medical education 
15〉  My Teaching Program 




太平洋を渡った医師たち

13人の北米留学記

編集:安次嶺 馨

判型 A5頁 212発行 2003年04月
定価 3,024円 (本体2,800円+税8%)
ISBN:978-4-260-12705-9



▫️書評 ▫️

読むたびに留学への情熱をかき立てられる,
留学希望者必読の1冊

米国・カナダで卒後臨床医学研修を学んだ
医師たちによる体験記集。世界でも最高
レベルの臨床研修を求めて北米に渡った
医師たちが,留学を希望する若き医学生
・研修医に向けた熱いメッセージ。

アメリカ式の卒後臨床研修を導入して高い
評価を受けている沖縄県立中部病院関係者
を中心に,内外の第一線で活躍する医師
たちが執筆。




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沖縄県を知ると、見た目に分からない
地域性がある。那覇市以外の地域にも

(基地がある地域だけを見て)都会的な
イメージもあるのに、嘉手納やコザは
アメリカ軍のイメージが強い。


その沖縄県には、数多くの球団が毎年
キャンプを張り、報道機関も多数詰めかけ
近年は読売ジャイアンツもキャンプを張り、


2月には、沖縄県の観光地はかなりの
動員数を占める。ダムのない沖縄県では
節水が日常的であり、県民の水不足とは
意外や気付かれていない。都心の生活を

マンションの生活をしている人々がいて、
明らかに企業による転勤族や、ゴルフに
来ているブルジョアに見てとれるセレブな
人々が集まる沖縄市の周りに、意外な場所、

意外な地域もある。沖縄へのひとり旅には
意外なくらいのもてなしに、最高な接待が
あって(スタッフは私の専属さながら?)、


沖縄市のホテルに泊まった私が体験した
ホテル従業員からの至れり尽くせりな朝の
時間とは、サラリーマンやセミゴルファー
の人、人でレストランは溢れて返っており

朝食は、賑やかであった。しかし、夜は
私ひとりで3人のスタッフに給仕されて
いた。


そのホテルから程近い場所に、広島東洋
カープのキャンプ地があった。その時代の
沖縄からは、医療が不完全な場所に見えた。


沖縄市の京都観光ホテルで小早川毅彦選手が
赤痢にかかり、沖縄県内は感染症の話題で
しばらく、キャンプ地は厳戒なイメージを
スポーツ新聞を通し、賑わせていた(笑)。


あの赤痢に、感染症の医師と来て?
高山医師の名まで想像させてくれる沖縄県。

因みに、私の乳がんの時のレジデントの
小川先生は、私の治療後、沖縄県に行き
何やら研修をしている!?


そんな沖縄県の医療。気になる。




🖊️鈴木霄